札幌発 旅行ルートの考え方

北海道&東日本パスでの旅行。前述した旅行計画の手順旅行プランの考え方を踏まえた上で、最後に札幌発の旅行ルートを考えてみよう。

JAPAN TRAVELER的 札幌発 旅行ルートの考え方

1. 東京観光 (往路・復路とも鉄道利用)

東京への往復で鉄道を利用する旅行ルート。東京から札幌へ向かう人同様に、札幌から東京へ向かう人も多い。旅行開始日の夜に札幌から夜行急行はまなすに乗車(別途に急行券などが必要)し、青森から東京までひたすら普通・快速列車に乗車。旅行6日目の朝に東京を出発し、青森から再び夜行急行はまなす(別途に急行券などが必要)に乗車し、札幌には7日目の朝に到着する。

交通費を抑えて旅行したい人向けの旅行ルート。ただ、札幌から東京までひたすら列車に乗り続ける必要があるし、東京から青森までの普通・快速列車の大部分は車内の座席がロングシートなので、体力的には非常に厳しいものがあるだろう。それでも同じことを考える人が多いので、東京から札幌まで乗り通す人はとても多い。

車窓を眺めることに至高の喜びを感じる人、何時間列車に乗っても全く飽きが来ない人、とにかく可能な限り交通費や宿泊費を抑えて旅行したい人向けのプランといえる。なお、この旅行ルートでは東京で観光できる日数は実質的に3日間となる。3日間では物足りないと感じるなら復路を航空機利用にするか、思い切って北海道&東日本パスを往路・復路でそれぞれ買う方法も考えよう。


2. 東京観光 (往路は鉄道利用、復路は航空機利用)

東京への行きは鉄道を利用し、東京到着後は都内や東京周辺を観光。航空機でさっと札幌へ戻るという旅行プラン。「東京への鉄道旅行は楽しみたいけれど、往復はちょっと・・・」という人や、疲れを溜めずに帰りたい人向け。北海道&東日本パスを購入する前に、まずは航空券を手配しよう。

札幌を夜に出発して翌日の夜に東京に到着すれば、都内や周辺で最大5日間の旅行が楽しめる。東京で連泊すれば荷物を預けて身軽に観光できる。東京界隈はJRの路線網や運行本数が充実しているし、東京近郊であれば房総半島や伊豆半島、群馬、甲府、河口湖、清里、諏訪方面にも日帰りで足を伸ばすこ とができる。

当サイトでは現在、東京・横浜の宿・ホテルを予約できるので、積極的に活用してほしい。


3. 東日本エリア観光+東京観光 (往路は鉄道利用、復路は航空機利用)

東日本エリアの鉄道旅行を楽しみながら東京に向かい、東京界隈を観光して帰路につくという旅行ルート。北海道&東日本パスのフリーエリ アを存分に活用した旅行ルートで、特に東北地方での鉄道旅行に重点を置いている。

東日本エリアでは乗車する路線やルートを自由に決めて、行きたい場所に足を運ぼう。ローカル線めぐりはもちろん、東京観光や温泉めぐり、リゾート列車の乗車など、様々な旅行プランが考えられる。当サイトでは関東甲信越東北の宿・ホテルを予約できるので、こちらも積極的に活用しよう。


4. 東北周遊 (往路・復路とも鉄道利用)

東北は札幌から気軽に行くことができるエリアのひとつだ。東北地方に的を絞って鉄道の旅を楽しむのはいかがだろう。札幌から青森を往復するだけでも十分に元が取れるので、乗車距離を意識する必要は無い。じっくり、ゆっくり、東北の旅を楽しもう。7月下旬から8月中旬にかけて旅行するならば、混雑を覚悟で各地で開催される伝統的な祭りやイベント、花火などを見物するのも良い。

当サイトでは東北の宿・ホテルを予約できるので、旅行前に宿の予約を取っておこう。


5. 北海道周遊

とにかく北海道観光を楽しみたいのであれば、思い切って北海道に的を絞った旅行ルートを考えよう。7日間の有効期間があるから、札幌から稚内や網走、釧路、根室、函館方面などに足を伸ばすことが可能だ。ルートの組み方次第では北海道内の全ての路線を乗車する行程を立てることもできる。北海道を観光する外国人観光客にもおすすめだ。

北海道の宿・ホテルもネットで予約しておこう。


・・・ここまで東京、仙台、札幌発の北海道&東日本パスの旅行ルートを簡単に紹介してきた。これらの旅行ルートの考え方を参考にして、自分なりの旅行ルートを考えていただければ幸いである。
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