# 石狩当別7:51→南下徳富9:17 (JR・新十津川行き普通列車)
# Ishikari-Tobetsu 7:51 ~ Minami-Shimotoppu 9:17 (JR, local train, bound for Shintotsukawa)
急いで駅の改札口へ向かうと、電光掲示板に新十津川行きの表示がない。もう発車してしまったのでは、と思ったが、まだ発車していなかったようなので、ホームへ駆け下りて列車に乗った。列車の発車直前になると、電光掲示板から該当する列車の表示が消えるようなので、注意が必要だ。
列車に乗車すると案の定、1両編成の車内は学生で混雑していた。車内の通路も半分くらいが埋まっている。どうやら新学期が始まったようである。
次の停車駅である北海道医療大学駅では数十人の学生が降りていった。車内は空いたが、それでも車内のボックスシートは一通り埋まっている。以前にもこの列車に乗ったことがあるので知っていたのだが、当別方面から月形方面へ通う高校生や、用事で月形へ行く人は少なくないのだ。石狩月形では15人ほどの乗客が降りていった。
Ishikari-Tsukigata Station
石狩月形では列車すれ違いのため、16分ほど停車。それにしても4月だというのに、駅周辺は随分と雪が残っている。石狩月形駅は国鉄時代の面影を強く残す駅のひとつで、このような駅は北海道でも非常に珍しい存在となった。駅の待合室や窓口も味わいがある。
浦臼からやってきた石狩当別行きの普通列車には高校生が1人しか乗車していなかった。入れ替わりに地元の人が何人か乗っていく。新十津川行きの車内は私を含めて3人だけとなり、静かな雰囲気となった。
Toyogaoka Station
列車は次の豊ケ岡駅に停車。駅は沢地を埋め立てた場所にあり、ホームが傾いているが、なぜ水はけの悪い沢地にホームを設けたのであろうか。駅の周辺にはまだ雪が多く残っていた。
Around Sappinai Station
札比内駅前の畑には融雪剤がまかれていた。しかしながら、平地なのに4月上旬とは思えない風景だ。列車は晩生内、札的、浦臼と停車。浦臼からは鉄道ファンらしき乗客が1人乗ってきた。
Minami-Shimotoppu Station
私は南下徳富で下車した。
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