@ 築地市場
@ Tsukiji Market
Tsukiji Market
浜離宮の大手門から築地市場までは徒歩で8分ほど。この区間は外国人も多く歩いている。銀座も徒歩圏内。中央市場前からは幹線道路のように続々とトラックが出て行く。ここは路線バスも走行する。
築地市場は東京で外国人観光客に最も人気の観光スポットのひとつ。市場の規模としては世界最大。元々は市場関係者以外の立ち入りができなかったが、市場の売上減少などの要因で観光客も入場できるようになった。市場そのものは本来、観光スポットではないのだが、現状を見る限り、いまや日本のみならず、世界を代表する観光スポットといっても良いだろう。
ところでこの4月はマグロの競りに外国人観光客が訪れすぎたため、立ち入り禁止措置が行われてニュースとなったばかりだった。早朝の築地市場のマグロの競りには見学に長い行列ができるほど外国人観光客が訪れているのだという。その理由には築地市場自体の人気もそうなのだが、クロマグロ関連の話題や、春の休暇シーズンといった要素も重なり合っているらしい。
築地は学生時代に2度訪れたことがあるが、こちらを訪れるのは初めて。車両の交通量が多いので歩行には注意を要する。
このような場所まで歩けるというのは初めて知った。
魚がし横丁。寿司屋や生活雑貨店などが軒を連ねており、観光客も多い。
飲食店は行列ができている店とそうでない店がある。
水神社付近の様子。ターレット・トラックなどの関係車両が頻繁に往来している。築地市場内のターレット・トラックの最高速度は時速15kmで公道も走れる。
市場内には様々な店が軒を連ね、その様子を見学する西欧系外国人の姿が目立つ。
寿司屋をはじめとした飲食店は至るところにある。
金物屋や生活用品店、割箸・折箱専門店、つま・青物専門店、包丁専門店、本屋なども軒を連ねる。築地市場には様々な業態の店が揃っていて、市場関係者のみならず観光客にも人気の理由がよくわかる。
鮮魚の運搬風景。
洋品・長靴・雑貨・ゴム製品の専門店。ここには築地や日本をイメージしたTシャツや靴など観光客向けの商品が豊富に取り揃えられており、訪れている客の多くが外国人だった。
様々な店が軒を連ねる築地市場は本当に国際色豊かである。さすがは世界が認める市場だ。
それにしても市場界隈では色々な風景が見られる。
Tukiji Outer Market
市場から離れて場外市場の商店街を歩く。
こちらは漬物屋。
さて、そろそろ昼食の時間帯だ。場外市場の飲食店はどこも混雑していたので、とりあえず築地共栄会というビルに入ってみる。地下1階に行ってみると築地竹若本店という店のランチが手ごろで、店内も結構賑わっていたので、ここで昼食を取ることにした。
カウンター席の前には大きないけすがあり、壁には人工の滝が流れている。これは見ているだけでも中々面白い。ここで頂いた煮魚定食はボリューム満点で煮魚も美味。東京都内でここまでハイレベルなランチを食べられるとは予想外の驚きだった。接客も申し分ない。店内には個室もあり、ランチ時は個室料金をサービスしているという。訪れていた客のほとんどは日本人だったが、もし外国人の友達と一緒に築地に来る機会があるならば、この店を案内したいと思った。
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