# 日比谷→神谷町 (東京メトロ日比谷線)
# Hibiya ~ Kamiyacho (Tokyo Metro, Hibiya Line)
日比谷から東京メトロ日比谷線に乗車し、神谷町で下車。改札口を出て東京タワー方面に向かって歩く。私の前には日本人2人と西欧系外国人2人のグループが歩いていた。彼らもきっと東京タワーに行くのだろう。
@ 東京タワー
@ Tokyo Tower
Tokyo Tower
国道1号線をしばし歩くと東京タワーが見えてきた。反対側からは東京タワー帰りの外国人が次々と歩いてくる。
Tokyo Tower
18時40分頃に東京タワーの入口に到着。今日は日曜だが、チケットを求める人の列は思ったほど長くない。チケットを求める人の半分くらいは外国人だ。
ここでは大展望台のチケットのみが購入でき、特別展望台のチケットは大展望台でのみ購入できる。大展望台の展望料金は高校生以上820円。大展望台の高さが150mということを考えると、大展望台の入場料はやや割高な印象を受ける。
タワーの入口にはたくさんのこいのぼりが泳いでいた。
@ 東京タワー大展望台 (150m)
@ Tokyo Tower Main observatory (150m)
Shinjuku direction
チケット売り場の列に並んで約10分で大展望台へ。ここまでは意外とスムーズだった。大展望台に到着した後、まずは特別展望台のチケット(高校生以上600円)を購入する。チケット売り場は1箇所しかなく、しかも柱の陰になっているので、やや場所がわかりにくい。構造上、仕方がないのだろう。
東京タワーは立地が良いので夜景が素晴らしいという話は聞いていたのだが、高さが150mでも素晴らしい眺望だ。訪れている人の半分は西欧系の外国人で、さすがは国際的な観光スポットという感じがした。
Shiodome dand Toyosu direction
新橋・汐留と豊洲方面の夜景。このエリアには超高層ビルやマンションが林立している。特に豊洲は近年、超高層マンションが相次いで建っており、発展が著しい。
Zojoji Temple and Odaiba direction
増上寺・お台場方面の夜景。レインボーブリッジがよく見えた。
Shinagawa and Yokohama direction
品川・横浜方面の夜景。周辺に特出した高層ビルがないので横浜のランドマークタワーまでよく見えた。
夜景を一通り見終え、お土産を買うと、ちょうど特別展望台へのエレベータに乗車する順番が回ってきた。エレベータは整理券番号方式で乗車する仕組みだ。特別展望台エレベータへの入口がわからなかったので、係の人に聞いてみると、またまた柱の陰にある細い通路のような場所を案内された。こんな場所から入るのかと少し驚いた。
エレベータを待つ人の半分くらいは外国人。特別展望台へのエレベータは1台しかなく、しかも一度に10人くらいしか乗車できない。これも訪れて初めて知った。それにしてもこのような建築物を1958年(昭和33年)につくったのだから、本当にすごい。
@ 東京タワー大展望台 (250m)
@ Tokyo Tower Special observatory (250m)
Odaiba and Shinagawa direction
大展望台に上ってから35分で特別展望台へ。待ち時間は全然気にならなかった。地上250mの展望台からお台場・品川方面の夜景を眺める。この高さまで上がると、レインボーブリッジや観覧車がはっきり望めるし、羽田空港を発着する飛行機が何機も見える。
Shinagawa and Yokohama direction
品川・横浜方面の夜景。中央に品川駅の明かりが見える。品川の臨海部にも高層ビルが多く建ってい る。
Roppongi and Shinjuku direction
六本木方面の夜景。六本木ヒルズや東京ミッドタウン、遠くに新宿御苑や新宿副都心の超高層ビル群がよく見える。
Ueno and Ginza direction
上野・銀座方面の夜景。銀座界隈の電飾が鮮やかだ。新橋や大手町のオフィスビルも見える。
Shiodome and Toyosu direction
汐留・豊洲方面の眺望も素晴らしい。中央に浜離宮が見える。
Odaiba direction
Odaiba direction
最後にもう一度お台場方面の夜景を眺める。東京タワーの夜景はどの方角を眺めても素晴らしく、世界中の人に自身を持っておすすめできる夜景だと思った。
特別展望台を訪れていた人の半分は外国人で、夫婦や家族連れ、グループをはじめ、一人で訪れている人も少なくなかった。一方、日本人はほとんどがカップル だった。20時を過ぎ、エレベータで特別展望台を降りる。
大展望台の1階には夜景を一望できるお洒落なカフェがあって、国内外のグループやカップルで賑わっていた。こういう場所にひとり者というのはあまり似合わない。さらにエレベータを降り、2階のフードコートで夕食とする。
周囲で談笑する家族連れやグループの表情は明るく、楽しそうに見える。ただ、一人旅というものには一人ならではの良さというものがあるし、一人旅でなければ体験できない、見ることができない、考えることができない何かがあると思う。
夕食を食べ終え、20時40分ごろ、東京タワーを後にする。タワー周辺はまだまだ外国人観光客で賑わっており、これから入場する人も少なくなかった。東京タワーに着いてから出るまで、ちょうど2時間だ。
これから宿泊地の飯田橋へ戻るが、東京メトロ日比谷線の神谷町駅から飯田橋へ戻る場合、何度も乗換が必要になってしまうので、飯田橋まで一本で行ける東京メトロ南北線六本木一丁目駅まで歩くことにする。
六本木方面へ向かう途中で途中でロシア大使館の前を通る。ここの警備はかなり厳重で、大使館の左右、正面、向かいで警察官が警備に当たっている。大使館前の道路は駐停車が不可能になっており、警察関係の車両が数台止まっていた。さらに板倉片町交差点には道路を封鎖するためのバリケードが用意してあった。
板倉片町の交差点を右折し、六本木一丁目駅方面へ歩く。
@ ベラルーシの家庭料理 ミンスクの台所
@ Belarusian home cooking restaurant
Belarus home cooking (Belarusian home cooking restaurant)
六本木一丁目駅方面へ歩いていると、私の前方を歩いていた西欧系外国人のカップル2人がこの店に入っていった。看板には「BELARUS HOME COOKING ベラルーシの家庭料理 ミンスクの台所」 と書いてある。
おぉ、これはさすが国際色豊かな東京・六本木。私自身、かねてからベラルーシという国には大きな興味を持っていたのだが、ベラルーシの家庭料理の店があるとは驚きだった。
あまりにも気になったので、帰ってから調べてみると、My Eyes Tokyoというホームページにこの店のインタ ビュー記事が載っていた。
ベラルーシ料理の店は東京都内ではここ1軒のみで、日本のみならず、世界的に見ても珍しいのだそうだ。ここは今度東京に行ったときにぜひ訪れてみたいところだ。思うに、今度東京に行く時はこのような飲食店を巡り歩くのも面白いかもしれない。
Tokyo Metro Roppongi-itchome Station
東京タワーから15分ほど歩いて地下鉄南北線六本木一丁目駅へ。日曜の夜なのでコンコースはがら空きだ。南北線に乗車し、飯田橋のホステルに戻る。
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