今日も6時半頃に起床。昨日とはうって変わって朝からすがすがしい晴天だ。今日はいよいよ札幌に戻るが、夜は羽田20時55分発新千歳行きの飛行機に乗ればよいので、時間はたっぷりある。残り一日、たっぷりと東京観光を楽しもうではないか。
ホステルの食堂で朝食を取る。今日も利用者の9割以上は外国人で、顔ぶれも多彩だ。あぁ、このインターナショナルで楽しい雰囲気、できることなら毎日でも味わいたいものだ。時刻は8時過ぎ。今頃の時間は通勤ラッシュのピークだが、ゆったりと朝食を取れる幸せ。ここでは3泊したが、実際のところはまだまだ泊まりたいと思った。
午前9時少し過ぎ、名残惜しみながらホステルを後にする。
荷物を持って、まずは夜に再び訪れる予定の浜松町へ向かう。中央総武線の普通列車に乗車。私が乗車した車両の一角は西欧系外国人が大勢乗車しており、これは朝から驚いた。それにしても随分と西欧系外国人が多い。さすがは世界に誇る国際都市・東京だと思った。このような光景は恐らく、日本中を見ても東京くらいだろう。
秋葉原で浜松町方面行きの列車に乗り換え。最初にやってきた山手線と京浜東北線の列車は遅延の影響でかなり混雑していた。大きな荷物を持っているので、こういうときは混雑している列車に乗車せず、後続の空いている列車まで待つのが得策だ。案の定、次の山手線の普通列車はすぐにやってきて、車内も比較的空いていた。
浜松町で下車。モノレール駅改札口近くのコインロッカーに荷物を預けて身軽になる。さて、今日も観光開始だ。
@ 旧芝離宮恩賜庭園
@ Kyu-Shiba-rikyu Gardens
浜松町駅から歩いてすぐの場所にある旧芝離宮恩賜庭園。最初は行くつもりはあまりなかったのだが、駅からあまりに近い上、入園料も150円と安いので、とりあえず入ってみる。
ここは小石川後楽園とともに、現在残る最も古い大名庭園のひとつ。典型的な回遊式泉水庭園で、もともと海だった場所を1658年ごろに埋め立てたという。1923年の関東大震災で建物と樹木のほとんどが消失したが、翌年に復旧・整備を行い、一般公開が開始された。
少し小高い場所にある茶屋の跡。近年になって判明したという。
汐留ビルディング・汐留浜離宮ビル方面の眺望。ここの庭園はまさに都会のオアシスといった感じだ。それにしても東京には良い庭園がたくさん残っている。それが東京の大きな魅力のひとつであるといえよう。
浜松町駅に直結の世界貿易センタービルディング。
海水取入口跡。園内の「潮入りの池」に海水を取り入れるために設けられた水路。現在は海とのつながりを絶たれ、淡水の池となっている。
ここは少数のアジア系外国人が訪れているだけでとても閑静な庭園だった。浜松町駅の真横という好立地ながら、ここは穴場的な庭園だ。
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