# 野々島桟橋9:57頃→石浜桟橋10:02頃 (石浜間渡船・すずかぜ)
# Nonoshima Port 9:57 ~ Ishihama Port 10:02 (Connecting Cessel "Suzukaze")
Connecting vessel "Suzukaze" at Nonoshima Port
野々島桟橋から石浜桟橋までは無料の渡船が運行されている。運行時間帯は平日が8:30~16:30、4月から10月までの土曜・日曜・祝日は9:00~16:00、11月から3月までの土曜は9:00~15:00。11月から3月までの日曜・祝日と12月29日~1 月3日は運休となっている。
石浜桟橋から乗船したいときは、携帯電話か浦戸郵便局前の公衆電話で連絡しなければならない。野々島側から乗船する場合は、直接桟橋に行くか、総合センターに行って乗船の旨を伝える。この手間を考えた場合、野々島側からの乗船が得策だと考え、このような順番で浦戸諸島をめぐっている。
桟橋の屋根の塗装を塗りなおしている作業場の中を通り抜け、渡船に乗船する。
Connecting vessel "Suzukaze"
船内は操舵室の前後に座席が設けられており、前方にはストーブも置かれていた。乗船料は無料の上、石浜桟橋までの距離は700mもある。私一人のために渡船を運行してくれるので申し訳ない気がしないでもないが、ありがたく乗船させていただく。
石浜桟橋までの所要時間は約5分。途中、朴島行きの塩釜市営汽船を見送る。塩釜への帰りは桂島桟橋からこの汽船に乗る必要があるので、時間的な余裕はあまりない。
Ishihama Port
石浜桟橋に到着。渡船はすぐに野々島へ向けて折り返していった。この桟橋には塩釜市営汽船も乗り入れる。
@ 桂島
@ Katsurashima Island
Katsurashima Port
桂島は東西に細長い島で、人口は約400人。浦戸諸島の島の中では最も人口が多い。
この島は平野部が少なく、細い道路もかなりの急勾配だ。このような道でも車が登っていくのが見えた。
石浜の集落を歩く。かなり細い道だが、車も走る。この先に浦戸郵便局がある。
Urato Post Office
石浜地区の中にある浦戸郵便局。ATMや公衆電話も備える。
少し高度を上げたところで石浜港方面を見渡す。石浜桟橋には先ほどの市営汽船が停泊している。
桂島方面へ続く直線道路。左手には松島湾、右手には畑が見え、見通しが良い。
沿道には立派な椿が。
Katsurashima Beach
石浜桟橋から16分ほど歩いて桂島海水浴場に到達。ここでしばし休憩。
海水浴場のシャワー。
海岸沿いにそびえ立つアカマツやクロマツの木が立派だ。
海水浴場から桂島の集落が見える。こちらの集落の中を歩くのも楽しそうだ。
@ 観月崎展望台
クロマツやアカマツが生い茂る散策路の中を歩き、島の南西に位置する観月崎展望台へ。
展望台から松島湾を望む。あまり印象に残る風景ではない。
@ 西の山展望台
観月崎展望台から200mほど離れた場所にある展望台。松島や七ヶ浜湾が見え、遠くに雪を被った山並みが見える。
@ 白崎山展望台
島の北西に位置する展望台。塩竃湾を一望できる。
Katsurashima Port
桂島漁港が見えてきた。ここから徐々に高度を下げる。
Katsurashima Shrine
島の名前の由来である桂大納言の伝説がある桂島神社。松崎神社とも呼ばれる。神社の境内にはタブの木や常緑樹が生い茂っている。この境内の木に刃物を入れれば天罰が下り、我が身に刃がおそいいかかり、傷を負うと信じられているという。
境内の鐘撞堂。鐘撞は自然の木をそのまま使用している。
境内の石段は苔むし、歴史が感じられる。
桂島神社を振り返り、細い道路を進む。かろうじて軽自動車が1台通ることができそうなくらいの道幅しかない。車同士のすれ違いなど、かなり難儀しそうだ。
このように交差点が入り組んだ急勾配の箇所もある。
交差点の先は普通の舗装道路。道沿いには商店や民宿がある。
桂島の元駐在所。
塩釜市浦戸漁協と地場産品展示販売所。
Katsurashima Port
石浜桟橋から約1時間ほどかかって桂島桟橋に到着した。塩釜行きの市営汽船の出航時刻まで、あと20分ほどだ。
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