# 天童17:09→山形17:28 (JR・山形行き普通列車)
# Tendo 17:09 ~ Yamagata 17:28 (JR, local train, bound for Yamagata)
Tendo Station and local train
山形行きの普通列車は4両編成。車内は高校生や地元客で賑わっていた。「次はたかたま、たかたまです」と車内放送が入る。そういえば、そういう名前の駅があったなぁ・・・。漢字では「高擶」と書くが、「擶」の文字が結構難しい。地元では「高擶」と書いて「たかだま」と呼ぶらしい。山形らしい駅名のひとつだ。
南出羽も山形らしい名前の駅名だ。駅前には一際目立つ立派な建物があるが、これは山形県立中央病院。北山形では高校生や役所帰りの通勤客が大勢乗ってきた。
17時28分、終点の山形に到着。車内から駅のホームを見て大いに驚いた。折り返し列車の出発を待つ高校生で埋め尽くされている。これはすごい賑わいだ。山形の通勤・通学需要はかなりのものだ。左沢行きの普通列車も堂々の4両編成。東日本エリアの地方は、ローカル列車もまだまだ活気がある。
# 山形17:32→かみのやま温泉17:45 (JR・普通列車米沢行き)
# Yamagata 17:32 ~ Kaminoyama-onsen 17:45 (JR, local train, bound for Yonezawa)
米沢行きの普通列車は4両編成で、車内はかなり混雑していた。この様子を見ていると、山形近郊の朝の通勤・通学時間帯の混雑は相当なものだろう。
Kaminoyama-onsen Station
かみのやま温泉に到着。ここでも大勢の通勤・通学客が下車した。山形新幹線の停車駅なので、この駅から直接東京に行くことができる。
Around Kaminoyama-onsen Station
夕暮れのかみのやま温泉駅前。
かみのやま温泉は山形県随一の温泉街で、市街各所には150円で入浴できる公衆浴場が数多くある。近年まで50円で入浴出来たが、年々値上げされて現在の価格になった。しかし、一般的な銭湯に比べれば破格の安さだ。実際にどんなものか気になっていたので、まずは駅から最も近い「二日町共同浴場」へ向かって歩いてみる。
住宅や様々な店が建ち並ぶ細い道に入り、そこを左折。
この先に温泉があるらしい。それにしても細い道だが、左側に車が停まっている。
@ 二日町共同浴場
@ Futsukamachi public bathhouse
Futsukamachi public bathhouse
幹線道路からは100mしか離れていないが、随分と奥まったような場所に二日町共同浴場はあった。入浴のみの場合は150円だが、洗髪の場合は別途100円が必要。
銭湯の洗髪料というのはよく聞く話だが、本物は初めて目にした。洗髪する場合、洗髪用の掛札が渡され、それをカランの横に置いておく必要があるらしい。当日買った洗髪券は、かみのやま温泉の各共同浴場で何度も使用できる仕組みだ。
浴室は内風呂が2つだけでこじんまりとしており、温泉は無色透明。最初は間違って普通の銭湯に来たのではないかと思った。温泉の成分分析表を見ると、温泉の循環は行っていないが、衛生管理のために色々と消毒系薬剤を入れているようだ。それでも浴室内は入浴客で賑わっており、生活に密着した共同浴場であることを実感した。
この公衆浴場は脱衣場内に貴重品のロッカーがなく、フロントの前に有料(50円)のロッカーが設けられている。私は有料のコインロッカーに貴重品を預けなかったのだが、人の出入が多いので、脱衣場のかごが気になって仕方がない。結局、20分くらいで共同浴場を出た。
当初は他に2軒くらい行こうと思っていたのだが、貴重品ロッカーや洗髪料のことが予想外だった上、鳴子温泉で一流の温泉を体験したこともあって、予定を切り上げて駅へ戻ることにした。
Kaminoyama-onsen Station
綺麗に明かりが灯ったかみのやま温泉駅。すっかり日も暮れた。ところで、駅の2階に中高生が随分と出入していたが、2階には何かの施設があるのだろうか。
かみのやま温泉駅の駅舎側ホームには浴衣を着た、かみのやま温泉のイメージガールの人形が立っていた。
Sky Tower 41
駅のホームで列車を待っていると、駅舎の反対側に高層マンションが見えた。これは畑の中にある超高層マンションとして、インターネット上で大きな話題を呼んでいる「スカイタワー41」という建物。地上41階建て、高さは133.95mという、東北屈指の超高層マンションである。
参考 : Google「スカイタワー41」画像検索
# かみのやま温泉18:45→羽前中山18:51 (JR・普通列車米沢行き)
# Kaminoyama-onsen 18:45 ~ Uzen-Nakayama 18:51 (JR, local train, bound for Yonezawa)
山形行き普通列車の発車まで時間があるので、とりあえず米沢方面へ一駅進んだ羽前中山というところまで行ってみる。ここで降りれば、山形行き普通列車に最小の待ち時間で折り返すことができる。
Uzen-Nakayama Station
という訳で、とりあえず羽前中山で列車を降りた。それにしても周囲は暗く、随分と寂しい場所にある駅だ。昼であれば印象は違うのであろうが。
Around Uzen-Nakayama Station
羽前中山駅前。
# 羽前中山19:00→山形19:18 (JR・普通列車山形行き)
# Uzen-Nakayama 19:00 ~ Yamagata 19:18 (JR, local train, bound for Yamagata)
9分の折り返しで山形行き普通列車に乗車。2両編成で車掌が乗務していた。この列車も結構混んでいた。
@ 霞城セントラル展望ロビー
@ Kajo Central Observatory
山形に到着後、とりあえず駅前西口にある高層ビル「霞城(かじょう)セントラル」の展望ロビーへ行ってみることにした。高さは114.65m、地上24階建てで、建物の中にはシティホテルやオフィスのほか、山形県立霞城学園高校という公立高校まで入居している。
Night view of central Yamagata
展望台からは山形駅周辺の夜景を一望できる。入場料は無料。
山形駅のホーム。
駅に戻り、改札口のそばにある「平田牧場」というチェーン店のとんかつ屋で夕食とする。この種のとんかつ屋チェーン店は色々あるが、キャベツ、ご飯、味噌汁がお代わり自由というのは基本的な共通点である。
# 山形20:19→仙台21:30 (JR・仙台行き快速列車)
# Yamagata 20:19 ~ Sendai 21:30 (JR, rapid train, bound for Sendai)
Yamagata Station
夕食を食べ終え、仙台行きの快速列車に乗車。仙台~山形間の通勤・通学需要というのは意外と多くないようで、金曜の夜なのに車内は空いていた。列車は臨時駅の八ツ森を除く作並までの各駅と、愛子(あやし)、陸前落合、国見、北仙台の順に停車する。5361mの仙山トンネルを越えれば仙台市内だ。
Around Sendai Station
再び夜の仙台駅前へ。駅前のパルコが随分と近代的だなと思ったら、2008年(平成20年)8月23日にオープンしたばかりらしい。明日はいよいよ東京へ移動する。
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