Around Minami-Shimotoppu Station
さて、ふらりと南下徳富(みなみしもとっぷ)駅に降り立ったのであるが、この駅には1日3往復しか列車が停まらない。ここから隣の於札内(おさつない)駅までの2.1キロを歩くことにする。ゆっくり歩いて約30分の道のりであろう。今日は午後から雨の予報だが、幸い天気はまだ崩れていない。ピンネシリ山系の残雪が綺麗だ。
Osatsunai area
のどかな農村風景の中を歩く。畑や山にはまだまだ多くの雪が残っているが、鳥のさえずりがあちこちから聞こえてくる。
Osatsunai Station
しばらく歩くと畑の中に於札内駅のホームと待合室が見えてきた。
Entrance of Osatsunai Station
於札内駅の入口に到着。ここから駅のホームまでは未舗装の砂利道を歩いていくことになる。
Osatsunai Station
於札内駅町の待合室入口には古い駅名看板が掲げられている。いつも思うのだが、昔から南下徳富と鶴沼のローマ字表記が間違ったままになっている。利用客が少ないので、あまり問題はないのであろう。
ホームでしばし列車を待っていると、先ほど歩いた砂利道から年配の女性が一人、駅に向かって歩いてきた。これは驚きである。於札内駅は1日3往復しか列車が停まらない上、学園都市線の駅の中でも特殊な立地にあるので、はたしてどのような人が利用するのか、長年疑問に思っていた。
# 於札内9：54→鶴沼9：58 (JR・石狩当別行き普通列車)
# Osatsunai 9:54 ~ Tsurunuma 9:58 (JR, local train, bound for Ishikari-Tobetsu)
Osatsunai Station and local train
お話を聞いてみると、この付近に住んでいるようで、これから所用で鶴沼へ行くという。先日の強風で駅待合室のドアが開かないと言っていた。この駅に停車する列車は1日3往復であるが、上手な使い方があるものだ。お話によれば、昔は別として、この時期になってもこれだけ雪が残っている年はこちらに来てから初めてのことだという。やはりそうであったか。
Tsurunuma Station
石狩当別行きの車内に乗客は誰もいなかった。ほどなくして鶴沼に到着した。
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