4/12 東京都庁展望室

地下鉄六本木駅から東京メトロに乗車し、霞ヶ関で乗り換えて新宿へ。今思えば、都営地下鉄大江戸線に乗車すればよかった。東京メトロ新宿駅から東京都庁までは地下連絡通路で直結しているが、歩くと10分近くかかる。

東京都庁に到着。まずは東京観光情報センターに立ち寄り、観光関連の情報を入手。ここは年末年始を除き、9時30分から18時30分まで営業している。ちょっとしたお土産店があり、外国人観光客にも人気がある。

@ 東京都庁 南展望室
@ Tokyo Metropolitan Government Observatories

今日は第2月曜で北展望室が休館となっており、南展望室のみが営業している。南展望室は第2・第4月曜を除き、17時30分までの営業なので、冬場を除き、南展望室から夜景を見ることができる機会は非常に限られる。

都庁展望室の入室は無料。この展望室は最近、外国人観光客に大変評判が良いらしく、外国人の間ではインターネット上でも話題になっている。展望室は評判どおり、大勢の外国人観光客で賑わっていた。特にアジア系観光客の比率が際立って高く、館内のあちこちで中国語が飛び交っていた。都庁の展望室は学生時代に2度訪れているが、当時はこのような光景など見られなかった。ここ数年で時代は大きく変わったものだ。


日も暮れてきてビルの窓には明かりが灯り始めているが、雨なので視界が悪い。


新宿パークタワー方面の眺望。新宿パークタワーにはオフィスやホテル、デザインセンター、商業施設などが入居している。


中野方面の眺望。右手に見える大きな建物は2010年3月に完成したばかりの高級賃貸マンション「ラ・トゥール新宿」。高さ167m、地上44階建て・842戸。


だいぶ日が暮れてきた。雨なので窓ガラスに水滴がつき、写真が撮りづらい。


超高層ビル群の眺望。新宿界隈は画一的な超高層ビルが多い。その中で最近、新風を巻き起こしたのが写真右奥に見えるモード学園コクーンタワーだ。
専門学校が所有する地上50階建てのビルで、建設当時は奇抜な外観に私も驚かされたが、超高層ビルはこれくらいの独自性があったほうが面白い。最近は学校内を見学できないにもかかわらず、外国人観光客から学校内を見学できないか、という問い合わせが多いという。その気持ちは私にも分かるような気がする。


展望室直下の風景はインパクトがある。


展望室内部の様子。下りのエレベータを待つアジア系観光客で長蛇の列ができていた。館内の中央部にはカフェがあり、数組の西欧系観光客がゆったりとくつろいでいた。


18時半頃に都庁の展望室を降りる。展望室へのエレベータ前には、まだまだ多くの観光客がエレベータの乗車を待っていた。本来ならまだ十分に観光が楽しめる時間帯だが、雨は止む気配を見せないので、今日はこのあたりで帰ろうと思う。

都庁前から都営大江戸線に乗車し、飯田橋へ戻る。飯田橋駅から改札口までの通路は独特な雰囲気だ。
地下鉄飯田橋駅の定期券売り場には長蛇の列ができていたが、その中に3人の若者の西欧系外国人が順番を待っていた。この春から東京暮らしを始めたのだろうか。地下鉄飯田橋駅も随分と外国人が多い。

ホステルが入居するセントラルプラザは地下鉄駅に直結しているので雨に濡れる心配がなく、便利。それに館内には様々なショップや飲食店があり、買物や食事にも困らない。とりあえず弁当店で夕食を買い、19時ごろにホステルに戻る。



ホステルに戻ると、ちょうどアジア系の外国人団体客がチェックインを終えたところだった。とりあえず部屋に戻り、食堂で夕食を取る。食堂はタイから来たと思われる外国人の団体で賑わっていた。聞きなれない言語が飛び交う。このような雰囲気の中で夕食を取るという経験は、まさに東京ならでは。今日は早く戻ってきて良かった。

23時の消灯時間までたっぷりと時間があったが、色々な国の人の会話に耳を傾けたり、人間模様を眺めたり、雰囲気を味わったりして、とても有意義な時間を過ごすことができた。
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